銭の戦争#8(才能応援プロジェクト ウェブライター部門) |
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大島優子は演技がうまい。
関係者の評価も非常に高いらしい。
ドラマの仕事が次々と舞い込んでいる。
AKBの頃は磨けば光るダイヤの
原石だったのだ・・と思っていたら
おしいなぁ
賄賂の、現金受け渡しの現場を押さえた大島が
よくありがちな足元の空き缶をうっかり蹴ってしまい、
カランコロン~で
ワルの特許庁の水越に隠れているのを発見され
追いかけられる。
その時、走って逃げる大島優子の顔に
かすかな照れ笑いが浮かんだ。
捕まれば命の危険さえある。
こんな時、人はあまりの恐怖から
つい笑ってしまうのかも知れないが
「追いかけられ、走って逃げる」
生きるか死ぬかの逃亡の場面で
緊迫感を忘れてつい笑ってしまう。
ヘタな役者がよくやるんだ。
でも見てるこっちは一気に緊張感がなくなるのです。
大島は自分は「美人」だと一応思っている。
それが顔を醜くしかめて逃げるのに
抵抗があるのだろうか。
それとも小さい頃、鬼ごっこした記憶が自然と
よみがえるのだろうか。
恐怖でひきつった顔を作るのが大人げない、
とはまさか思わないだろうけど
あそこは私が監督なら迷わずNGを出します。
子役は「泣く演技」を要求されますと
母親が強盗に刺殺される場面を想像して
涙を流す子が圧倒的に多いらしい。
大島は追いかけられる時、
アメリカで問題の猛犬ピット・ブルに
追われる自分を想像して必死に逃げるべきだと思う。
体をくねくねさせて照れながら走らずに。
他の演技が完璧なだけに
あのシーンは惜しい気がした。
ありがちなんだけどね。
つい、ウッカリは女優には通じないと思う。
このドラマの黒幕は誰かはまだ分かりませんが
ジュディ・オングや渡部篤郎では貫禄が少し足りない。
所詮あやつられているザコ、チンピラの感じがする。
金儲けは「技」のかけ合いだ。
経験がものをいう。
そこが2人はまだ「青い」気がする。
草彅がラスボスにたどり着くまでには
まだまだ振り回されるに違いない、と思います。